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2008年11月01日 (11:05)

(続)ひとつのもの

ひとつのものには、色々な形、色々な意味がある。
同じ形をした人間にも、色々な人間がいるように。
同じ形をした花にも、色々な花があることを忘れがちだ。
一見、同じ形をしているだけで、実は違う形なのに。
それを名づけることで、ひとつにしてしまう。
「花」という言葉はどうだろう。
「花」「花」「花」
この三つの花は違うのに「花」という言葉で「花」同士の差異がなくなる。
でももしかしたらこの言葉の「花」にさえも、違いがあるのかも知れない。
同じ「花」でも、文脈の中で、様々な「花」を咲かせることがあるから。
その相互作用の中で、ひとつのものは様々な側面を見せる。
ひとつのものはひとつのものではもはやいられない。
問題は孤独ではない。問題は孤独でいられないことなのだ。
否応なく、迫ってくる外界は、ときとして疎ましい。
ならばその外界すら、自らの内に取り込み、内界としてしまおう。
逆に、この私すら、外界の一部になってしまおう。
そう想った途端、何も分からなくなくなってしまう。
「私」とはなんなのか。「私」とは誰なのか。
一体全体、どうすればこの「私」を、定義できようか。
いまや「花」は「花」のまま枯れているようにさえも見えてくる。
いまや「私」は「私」のまま、別の誰かのようにさえも思えてくる。
もう名づけることですら、それを手にすることはできない。
そもそも手にする必要すらないのかも知れない。
それらは常にそこにただありつづけるのだから。

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