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2008年10月16日 (14:12)

ターニングポイント

茂木健一郎『生きて死ぬ私』と『脳科学講義』を読了。

読後感が最高。思考の枠組みが変革するほどの衝撃を受けた。私のひとつのターニングポイントになりそうな予感。なによりクオリア(感覚質)という概念を明確に意識して自覚できたのが大きな収穫だった。この確かな世界乃至は自分という自我。それを意識している自分がいる謎を「メタ認知的ホムンクルス」という切り口で語られていたのが興味深い。主観と客観という幻想、そもそもそれは脳の中ではひとつに繋がっているからこそ、「主客非分離」な意識が生まれるということを理路整然と語っていた。あくまで理屈だけで神までをも創造してしまいそうな博覧強記さが小気味好い。

ひとつ気がついたことがある。例えば私たちは目の前の光景を見ることで、それを存在すると意識し理解できるわけだが、その存在する客体すら自我の内部で生成された現象の一部であると考えると、現実と想像の世界の境界すら曖昧になってしまうということだ。つまり部屋の外の世界を私はいま想像することができて、それが確かに存在するという実感を得ることすらできる。これを宇宙の果てまで、適用した時、まるで目を開けたまま、目を閉じているような闇がたゆたうだろう。目の前の「この文字」そのすぐまわりの文字にさえそれはあって、そのなんともいえないぼんやりとした存在感。そういう感覚が自我までに迫るとき、私はとてもこわくなる。そのぼんやりとしか意識できていないという、ことすら意識できている明確な自分に気づいて。

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