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2008年10月09日 (12:23)

Joseph Cornell / Navigating The Imagination

cornell1.jpg


コーネルの作品集が届きました。この人に出会ったのは偶然でした。朝、地震があって地震速報みるのにテレビをつけてむにゃむにゃしていると、なんだかとても小難しい話が夢現の中にも、頭に入ってきて、ちらちらとテレビを見ていたら、なんともいえない感覚に襲われたのです。なんだろうこの感覚。とても儚い。

番組は新日曜美術館。彼は箱の前衛芸術家でした。箱の中に、古書店や古道具屋で集めたよい意味での「がらくた」で、自らの世界をつくっている。そしてその小さな箱の中は、まるで無限の広がりをもっているように感じたのです。無意味ながらくただったものに、意味が勝手に生まれ、自己組織化して動き出してしまう。その箱は人間の自我の中にも等しいような感覚。それでいて近づくと儚く消えてゆきそうな虹のような繊細さ。

物の集まりであるにすぎないのに、なんだかつくった人の心が、魂が宿っていると感じる。そしてその魂はもうないのにも関わらず、その箱の中にそのないものすらある。やがてこの箱さえなくなったとき、全てのものはどこにいくのだろう。しかし譬えなくなったとしても必ずどこかにあってくれるような確かな感覚がコーネルの作品にはある。人は往々にして「あるもの」ばかりを手にしようと生きているが、ないものすら手にすることができる。あるものとないもので初めて世界は全てになるのかも知れない。

そんなことに気づかされる本。私の宝物になりそうだ。

cornell3.jpg cornell2.jpg




Joseph Cornell「Navigating The Imagination」

The Joseph Cornell Box

WebMuseum,Paris
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