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2013年10月28日 (19:56)

写真を撮る理由

ひさびさに写真を撮る夢をみた。どこかの山の中を歩いていて、とある民家の窓がとても古めかしくていい感じだったので、それを夢中で撮ろうとしているが、中の人が窓を開けてしまったり、なぜか女子高生が横切って窓に映ってしまったりで、なかなかうまく撮れないという夢であった。

写真を撮る夢をみるのは、僕の場合、写真を撮りたいという欲求のあらわれのようだ。現実にある程度の写真を撮っていると、この夢はあまり見なくなるが、しばらく撮っていないだけで、発作のようにこの夢をみてしまう。とてもよい光景が夢の中にでるから、好きな夢ではあるだが、反面もどかしくもある。

そして目が醒めて、写真が無性に撮りたくなるのである。「朝、目が醒めて、歌を歌いたいと思ったなら、あなたは歌手よ」と何かの映画で聞いた覚えがある。些か我田引水ながら、朝、目が醒めて、写真が撮りたいと思えば、それはもう写真家なのではないだろうかとも思うのである。

若い頃は、目が醒めては詩を書きたいと思う朝を、幾度となく迎えていたものである。その頃の僕が詩人だったのかどうかはわからない。詩を職業としていた人を尊敬していたように、今は写真を職業とする人を尊敬する。職業とするとは、それでお金を稼ぐと云うことだ。僕の尊敬する詩人は、「詩では食べてゆけない」と話していた。それを聞いて僕は詩人になることを断念したわけであるが、考えてみれば、詩では食べてゆけないと云われて、詩人になることをやめると云うことは、人間では食べてゆけないと云われて、人間をやめるようなものだと気づいた。

今の僕では間違いなく、写真では食べてゆけないだろう。でもそれでも写真を撮り続けるワケは何だろう。写真は真実を写すと書くと人は言う。てっきり写した対象の真実の姿を写すからなのだと思い込んでいたが、実は写真を撮っている自分の心の中の真実をも写すものなのかも知れないと、今日ふと思ったのだった。写真を撮る明確な理由などはないのかも知れない。それでもその理由を求めるとするなら、僕が写真を撮るのは、僕がこの世に生まれてきたからなのだろう。
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